【真剣!野良仕事】[98=丑年最初の畑仕事]

2009.1.10(土)
柔らかな言葉の交換

 新年あけましておめでとうございます。

 寒波襲来。都心で3センチの積雪が予想された1月9日(金)、猛烈な寒風で終日家の中に縮こまっていました。明日10日(土)も、さぞ寒さもきついだろうが、2週間ぶりの飯島農園です。洟水をすすりながらの竹林整備も、これはこれで痩せ我慢を味わう楽しみも大きかろうと朝を迎えてみたら、意に反しての上天気。

 風もなく日だまりは春のよう。9時に好人舍を覗いてみると、鋸やチェーンソーを手入れしている坂本さん。

 新年のご挨拶を交わしていると、小林さんも顔を見せました。
「さて、何から手を付けたものでしょう」と、小林さんにお伺いを立てると、その問い掛けを待ってましたとばかりに「畑の東に迫って来ている薮の刈り込みと、西スポーツの壁際の整理はどうですか。新年早々にふさわしい作業のような感じがしませんか」と。まさしく! 昨年の課題の一つだった作業ですが、手をつけるにはちょっとした踏ん切りを要する作業。それをやっちゃいましょうという提案でした。

 さっそく畑に移動し、畑の縁から2mほど刈り込むことにしましょうと、ノコギリで竹を切っては運び出しているところに飯島さん、大内さん、大槻さん、井上さん、大村さんご夫妻、東海林さんご夫妻、阿部さんご夫妻、ハーブの吉本先生が陸続と登場。
「本年も一つよろしく」
「いえいえ、こちらこそよろしくお願いします」

 ひとしきり畑での新年顔合わせを済ませ、作業を開始。

 ボクは再びノコギリで竹をゴリゴリしていたら、創意工夫の東海林さんから「ダメダメ、機械の力を上手に使わなくっちゃ。チェーンソーを使えば、ものの5分で切り払えるんだから。かぎられた体力を上手に配分して作業することも大切なんですよ、エヘン」と、おちゃらけ調の、心遣いの効いた言葉掛け。

 ボクらの世代は提案の内容よりは、ちょっとした物言いに引っかかってしまう世代。素晴らしい提案だと分かっていても、物言いにトゲがあったり、カドが立っていたりするだけで拗ねたり機嫌を損ねてしまいがち。それを見越してのおちゃらけなのである。

 でも、ボク、素直じゃないなあとつくずく思いました。なんと、こんな返答をしてしまったのですから。
「いいんです、ノコギリで。いい汗をかくことを第一義としていますので」と。

 こんな強張った返事を受け取ったら、瞬時に表情を硬くして、「そうですか。そうなら、そのようにおやりなさい」とハードに応対して「どうぞ、お好きなように」の慣用句を残して別な場所に行ってしまうのでしょうが、ああ、いい人だなあ、東海林さん。表情をさらに和らげてから、こうなんです。
「まあまあまあ。長谷川さんの言い分は確かに分かりましたけど、もう十分にいい汗かいてるんですから、竹のカットは私と交代しませんか。ね、いいでしょ、機械を使ってやっても」

 こうした柔らかい言葉の交換が出来るようになったことが、何ともありがたい。
 
 さて、作業は薮刈り込みから西スポーツとの塀際整頓と、昨年来の課題を片づけてお昼となりました。メンバーの皆様、今年もどうかよろしく。
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↑1月10日の飯島農園製霜柱。天地40mmはありました。
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↑ブロッコリーは朝日を浴びても凍ったまま。こうした紫色が旨いんです。
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↑エンドウは杉の小枝を北側にたてて霜除けしています。
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↑きれいに2m幅で刈り込まれた薮。
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↑西スポーツとの塀際に捨て置かれたマルチシート、サンサンネット、ペグなどを整理しているメンバーです。
by 2006awasaya | 2009-01-13 10:38 | 真剣!野良仕事


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