【真剣!野良仕事】[220=お芋三種を定植した訳]

2014.7.24(木)

お芋三種を定植した訳
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↑6月16日に定植した時のお芋三種の畝です。左から右に「紅はるか」「宮下さんの安納イモ」「ほしキラリ」。

 小松菜とかホウレンソウなどの葉もの野菜は、種を播き発芽してからが結構な手間がかかるので、週一程度の見回りではなかなか立派にしっかりと育ってくれないものです。出来上がりを見て、「ああ、おいしそうな」という評価をいただくには、それなりの丹精が必要なのです。葉もの野菜って本当に難しいんです。
 好きな自転車で湾岸道路を走っていたら、橋の欄干に左手をこすってしまい、その場ではグローブをしていたので何ということはなかったけど、帰宅後、風呂から上がって見てみたら、赤く腫れていたりする。そうか、それで今朝は左手が痛いのかとか、昨夜は録画しておいた海外ドキュメントを集中して見てしまい、それで目がスカスカするんだとか、前日前夜の負荷が朝までに解消されないことが多く、そんなこんなを理由に、ぐずぐずと畑に出かけずじまい。さまざまの場面で歳を感じさせる今日この頃なのです。
 それゆえに、植えたら基本的には草取りだけを丹念にすれば結構な収穫が期待できるネギとか、いも類とかに最近は偏ってきています。ちょっと前だったら、そうした面倒そのものが楽しくて、収穫時期を迎える喜びも空想しながら額の汗を拭ったものですが、歳を重ねてくると、フットワークも悪くなり、手を惜しまずに作業をすることが出来なくなっているのです。その割には欲ブカ。実に嫌な人格になってきている。そういった高齢者の「費用対効果」、つまりは少ない労働に対しても、しっかりした収穫が期待できる作物の開発が種苗メーカーではなされていたんでしょうね。種苗メーカーから送られてくる野菜のカタログを見ていると、「手間いらず」「病気に強い」「失敗知らず」なんてキャッチコピーが増えているように思います。


 うーん、それでこんなフレーズに、この春、惹かれてしまったのです。

【ほしキラリイモ】
 干しいもの代表品種「タマユタカ」を超える美しさ! 淡黄色の美しい肉食で、干しいもの一部が白く硬化するシロタの発生がほとんどなく、干しいもにした時の見た目がキレイで、蒸す時のデンプンの糖化が進みやすいので、甘い干しいもが出来やすい。サツマイモネコブセンチュウ、つる割病に抵抗性を持っています。


 そうなんです。妻が干し芋大好きで、しかも値段が高いのでなかなか買えないなんて愚痴がボクのココロに根を下ろしたまま、もう何年も経つのですが、いつかはお金のことを気にすることなく、存分に干し芋を食べさせてやりたいとの思いから、干し芋の一大産地の茨城県土浦あたりまで車を走らせて求めてきた干し芋専用品種「イズミ13号」のイモヅルでチャレンジを重ねているのですが、毎年ネコブセンチュウにやられ、なかなかに見た目にも素敵な干し芋が出来ませんでした。そうした苦い思いもあって、このフレーズに跳び付いてしまったのです。

【宮下さんの安納イモ】
 ブランド品種としてすっかり定着した、種子島が誇る極甘さつまいも! 焼くと蜜があふれ出すほどに甘みたっぷりで、スイートポテトみたいにねっとり甘ーい。


 安納イモも、洋菓子のスイートポテトのようで、もう嫌だ、もう食べきれない、見るのも嫌だと言うほど食べてみたいお芋だったのです。その安納イモのスペシャリストが作った安納イモを作って食べてみたい。ああ、美味いだろうな。

【紅はるかイモ】
 甘味が強くて風味良く、蒸かしいもにすると、とっても甘~い、しかも貯蔵性に優れ、2カ月以上貯蔵したイモは、蒸かしいもにしても焼きいもにしても絶品の甘さ!!食品カタログでも人気の『甘太くん』や『蜜衛門』などは、ある特定の地域で栽培されていたり、特殊な貯蔵方法で寝かせた『べにはるか』のこと。人気のブランド芋は、実はこの品種。サツマイモネコブセンチュウに対して抵抗性を持ち、育てやすいのも魅力。味・外観・収量ともに「高系14号」を上回る逸品なのです!!

 
 どうです、この説得力のあるフレーズ群。今年の始め、年間でどんな野菜を作ろうかというぼんやりとしたラインナップを、カタログを見ながら頭の中の畑の畝に定植していたのです。とにかく、あこがれのお芋を三種類、ネットで注文し、6月中旬、郵送されてきましたので、6月16日(月)に定植してきました。
 それから2週間後の7月6日(日)、もうしっかりと根も下ろしてきたので、土寄せをしておきました。あと1カ月もすれば、葉を茂らせた畝になっていると思います。ああ、収穫の秋が待ち遠しい! 果たして妻は喜んでくれるでしょうか。満腹のお腹をさすりながら、もう見るのも嫌って顔をしてくれるでしょうか。ああ、待ち遠しい。
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↑7月6日に土寄せをしたお芋三種の畝です。同じ環境に植えても、成長具合に結構な差異が出るものですね。ふつうは畝にマルチシートを敷いてあげるのですが、暑い夏を迎え、地温が上がりすぎることを考えると、このようにむき出しにしてもいいのかなと。周囲の仲間たちは必ずマルチシートで覆っていますが、別にマルチをしなくても立派に育つことを確認したくて、こうしました。

by 2006awasaya | 2014-07-24 14:43 | 真剣!野良仕事


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