【真剣!野良仕事】[226=もうじき春ですよ]

2015.3.16(月)

畑に出てこられないメンバーへ

 いよいよ春ですが、諸般の事情により畑に出てこられない方々もいらっしゃいします。
 そういうメンバーの方々に、畑の現状を写真で撮ってきましたので、ご覧ください。
 写真は3月14日(土)の畑です。
 いつもはダラダラと長ったらしく文字を書き連ねますが、今回は写真とその説明で進めます。

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↑農園入り口のビオトープ。管理者の是永さんに確認したのですが、「水中を覗き込むと、結構活発に動いている姿が見られるはずですよ。一番活発なのはドジョウでしょうね。ボソもいたし、オタマジャクシがいたって、長谷川さんが騒いでいましたよ」と。

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↑農園入り口のビオトープ脇ではスイセンとヒメオドリコソウが春を告げています。枯れ草混じりなので、余計に自然そのもの。いいですね、成り行きに任せた農道脇の風景は。

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↑ボクの区画です。手前の防虫シートをトンネルにした中の白菜はすでに収穫済みで、葉が巻いてなかった二株が未収穫のまま放って置かれて、トウが立ってしまいました。キャベツはやっと結球してきて、来週には収穫です。黒いマルチシートにはニンニクが芽を出してきていて、後2カ月で掘り上げます。その奥は長ネギで、土を寄せすぎて窒息寸前です。その左ヨコがタマネギで、元気に成長中です。約200球が収穫予定で、この調子で行けばご近所にも配れます。

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↑新装なった好々亭で阿部さんとお会いしました。お隣にいる少年は誰ですかと尋ねると、「孫の中で一番大きな孫なんです。孫を連れて竹林に遊びにきたところです。竹林の整備を一緒にやると、いろいろ教えることも出来て、結構楽しめるんです。長谷川さんも今度お孫さん、連れてきたら?」と。後ろに見える好々亭はこの阿部さんと、もう一人の整備担当の井上さんで仕上げた力作で、好々亭二代目です。初代は竹筋造りでしたので、割れたり虫に食われたりしてぼろぼろになり、天井も歪んで、そんな有様を見かねて、作り替えようと言い出したのがこの両名。二代目は鉄パイプで構造を作ってありますが、自然環境にそぐわないと言う難点があり、鉄パイプを孟宗竹で包んでいるんです。風除けに竹垣を組んでありますが、微妙な不揃いの高低を『アルプスの山並みみたいだ』と言ったのが大村さんで、言われてみればなるほど、そのとおり。面白くもなんともない景色をいかに見立てるか。さすがに人生の先輩ですね。不揃いの竹垣を見て「アルプスの山並み」と見る。美しい喩えに感服しました。

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↑我らが畑のメンバーをまとめる事務局長の尾上さんです。今日は何しに?と問うと、「これを収穫し序でに、スイカ用の畝を作り、夏野菜のいろいろの準備で。ホウレンソウ、持ってかない?よかったらこの水菜もいかが」。

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↑畑の奥の方ではダイコンの種まき準備をする金子さん。「どうしたの、最近は全然顔を見せないじゃないの。畑より面白いこと、なかなかないけど、なにか面白いことが見つかったら教えてよ」ですって。一昨年まではお米を作っていて、「でも、体力的に、夏の暑さの中での草取りはもう無理だって感じて、それで米づくりから身を引いたのよ。あなたと一緒ですよ、ね、長谷川さん」と、非力なボクの軟弱をそれとなく突いてくる優しい仲間です。

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↑畑の奥のハーブ園は吉本先生のエリアですが、そのまた奥には、今が真っ盛りの白梅が清楚な雰囲気で咲いていました。ボク、このハーブ園でお昼のお弁当を使うのが好きで、自分で握ってきたおにぎりをこの梅の木のあたりの日影でいただくんです。静かで本当に素敵なところです。夏になると手前一帯がラベンダーが咲き競い、全身を薫香で燻蒸されます。

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↑三陸にスイカを送るメンバーの檜山さんと一緒に記念撮影。自転車でこの農園まで乗ってくることで高血糖を直した凄い方です。ボクも昨年秋に高血糖を指摘され、いきなり血糖を下げる薬を出しましょうかと近所のお医者様に言われ、ショックのあまり数日間、呆然としていたんです。その時、身近に血糖値をコントロールした人がいたなあと、よくよく見回して、なあんだ、檜山さんだったと思い出したんです。以来、ボクも自転車でこの農園まで来ているんです。身近に人生の先輩がいるって、まったくありがたい限りです。「長谷川さん、問題は何かと言うことをめいかくにすることが大切なんですよ。自分の筋肉で血中の糖類を燃焼するようにする。そして定期的にチェックする。ヘモグロビンA1cの値はどれほど?」など、いきなりポイントを突いてきて、こちらは若干アタフタ。今後とも宜しくご指導ください。

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↑竹林に行くと、阿部さんがお孫さんと一緒に作業に取り組んでいました。こうした風景はまったくいいものですね。危ないからとか、怪我をするといけないからなど、ついつい過保護にしてしまいますが、チェーンソーなんか、なかなか操作できないですよ。素敵なおじいちゃんがいて、阿部家のお子たちはまったく羨ましい。「長谷川さん、そのおじいちゃんってのは止してくださいよ」。そうなんです。ボク自身も、孫たちからおじいちゃんなんて呼ばれたらムッとして、絶対返事もしないし、顔を背けるでしょうね。「で、一つ聞くけど、長谷川さんは孫たちになんて呼ばせているの?」「ボクは名前を呼ぶように言ってるんです。トモアキさんって。ボクは孫たちを呼び捨てにし、孫たちはボクのことを敬意をもって『トモアキさん』とさん付けで」「なるほど、それはいいね」。そんなこんなのおしゃべりをして竹林から引き上げてきました。
by 2006awasaya | 2015-03-16 21:46 | 真剣!野良仕事


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