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【真剣!野良仕事】[121=畑はアイディア展示場]

2010.5.1(土)

畑はアイディア展示場
 先週までは寒暖の差が激しく、天明の大飢饉もかくやと大袈裟に思っていました。でも、調べてみると、天明の飢饉はこんなものではなく、寒暖の「暖」がまったくなく、「寒」ばかりがいつまでもつづく異常気象だということが分かりました。浅間の大噴火、アイスランドの火山もほぼ同時に噴火していて、地球規模で飢饉の年だったようです。
 ことし92歳になるシマさんと立ち話をする機会があり、乱高下する寒暖の激しい今週のような陽気があったか否やを伺うと、「農家は立ち行かなくなるなあ。この歳まで、気温が上がらない年や雨が降らない年、風の強い年はあったですけど、寒暖の差がこんな激しい冬と春があったかどうか、どうやっても思い出せないんですよ。先週まで、ああ、農家はこの先どうなるんだろうと、お先真っ暗というか、ただ、おろおろしていましたよ。でも、5月に入った初日の今日、こんな素晴らしい天気でしょ。気持ちもいっぺんに晴れましたよ。畑にお見えになる皆さんの顔も、五月晴れですね。お日様って、すごいもんだなあと、つくづくそう思います」と、おっしゃっていました。まったく同感です。
 そんなウキウキした心持ちで畑をウロウロ。すると、畑では、メンバー各人が工夫を凝らして野菜作りに励んでいました。それらを写真で紹介することにしましょう。畑は野菜に対しての取り組み方の展示場。創意工夫のアイディア見本市といったところでした。

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↑定植直後の野菜は風を嫌がるので、支柱を立て、その支柱に8の字のループをこしらえてルーズに固定します。でもこの方法では、ルーズ過ぎて、風が吹けばユラユラとなんとも頼りない感じ。これでは風嫌いの苗のための対策にはなっていません。そこで、苗を挟んで支柱を2本立て、ダブルの永遠マークで縛ってみました。シングルの永遠マークでは、苗がフラフラ。いいアイディアだと惚れ惚れ見とれたダブル永遠マーク結びでした。
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↑これ、肥料などを入れていた袋です。その袋を捨てずにとっておき、定植を済ませた直後に筒状に被せるアイディア。風除けだけでなく、保温を兼ねて、しかも鳥の攻撃からもガードしてくれる優れもの。
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↑昨年、トマトがうまく実らず、「ああ、やっぱりトマトは難しいなあ」と嘆いていた方々を尻目に、見事な成果をあげた例。なんと、定植時、苗を斜めに植えていたのです。真っ直ぐに植えた場合より、根の張り具合がしっかりしていて、こうして斜に植えられたトマトは健康的な発育を続け、しっかりおいしいトマトになりました。
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↑肥料用の袋が4つ見えますが、はてさてナンでしょうか。実はこれ、ゴボウを育てているんです。ゴボウは相当深く耕してやらないと、なかなか難しいものですよね。しかも、収穫時、結構引き抜く力がいるものです。ところが、肥料などを入れていた使用済み袋を活用し、こんな具合にゴボウ用の栽培キットをこしらえた方がいました。山芋とかにもこの工夫は有効ですね。
by 2006awasaya | 2010-05-01 21:14 | 真剣!野良仕事