【真剣!野良仕事】[115=食生活ジャーナリスト来船]

2009.11.24(火)

食生活ジャーナリスト来船

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↑参加された「食生活ジャーナリストの会」の皆様、結構いい表情で懇談されていました。この写真は昼食直前に撮らせていただいた写真で、テーブルに並んでいるお弁当の具材は飯島農園製の野菜、豚汁はハーバリスト・吉本さんと篠塚さんの協同調理の一椀、それに吉本さんお手製のハーブティ。

 本日、11月24日(火)11:30過ぎ、「食生活ジャーナリストの会」の面々が飯島農園を訪れ、畑を見学し、竹林前の広場にて昼食をとりつつ懇談。昼食後に、無農薬で野菜を作ることの大変さ、及びその大変さのあと先について説明というか、農業人・飯島幸三郎ヒストリーを独白。その後は、「政権交代で農政が変化したでしょうか。また、その影響は現場でどのように感じているでしょうか」「生産者は流通に問題があり、流通は消費者に問題があると順繰りに『問題』をたらい回しにしている構図がありますが、これらの負の循環を断ち切る秘策のようなものはあるでしょうか」など、出席者サイドからの問い掛けに、飯島さんが答えるという時間帯でした。
 ここに参加されている面々は、農業に対しても、食の安全についても、どこに欠陥があり、どこにこれからの日本が目指すモデルが胎動しているのかなど、それぞれのメディアを通じて受信されている方々ですが、こんな質問を飯島さんにぶつけてみては、跳ね返り具合を確認してのち、自信を持って発信されるのだろうと、コンパネを渡しただけの即席テーブルの隅で、傍聴していました。
 予定では15時までの討論ということらしかったのですが、急に冷え込んできたこともあり、14時を少し回ったところで終了となったことが残念なくらいでした。

 実はこの日、飯島農園にジャーナリストの一団が見えるということは知らされていたのですが、その一団が「食生活ジャーナリストの会」ということは知りませんで、まったく迂闊でした。

 視察見学が終わり、是永さんと会場のかたずけを終え、味菜畑近くのバス停で再び再会し、改めて暖かなバスの車中にてご挨拶を兼ねた名刺交換。事務局長・駒井信行さんの名刺に記されているホームページアドレスhttp://www.jfj-net.com/に帰宅後にコンタクトし、[会の目的、考え方]の項を拝見しました。会のこれまでの歩みから研究会、講習会の細目まで公開されていて、「食」全般をさまざまなメディアで受信し、会員相互に問題を提起しつつ発信するという会の在りようがよく分かりました。我がおいしい野菜公園メンバーにも、この懇談の席にご一緒させていただければ、有意義な時間が過ごせたろうにと、激しく後悔しています。

 さらに、駒井さんからいただいた「第19回公開シンポジウムのご案内」が、なんとも今日的でした。演題は「そうだったのか!キューバと北朝鮮の農業」というのです。キューバについては、気温も高い地域で有機農法を確立した国との印象は、ほとんどの方々は共有している基礎知識でしょうから、さらなる情報収集はそれぞれの本人努力ということになるでしょうが、この自給自足型のキューバに、ともすれば拉致問題以外は意識的に無関心でいたい自閉型の危険な国、北朝鮮をカップリングするなど、まことにどきどきするシンポジウムを企画しているのです。来年平成22年1月24日(日)の14:00から青山の国連大学裏にある「東京ウィメンズプラザ」で開かれます。新しい手帖に、チェックを入れておく価値があるイベントだと思います。

 とはいえ、この会のこれまでの活動報告も、先のホームページで閲覧することができますので、覗いてみてください。ボクが、ウーン、優れている表現だなあと感じたのは、「会の目的、考え方」の最後の段落で、このような文章でした。
「人間の命を支えている『食』の進化進歩する情報、ときに退行する情報を、最新の時点で勉強している会でありたいと、一同心がけております」と。
『ときに進化発展し、ときに退行する情報』というくだり、なかなかのものだと感じ入りました。野菜公園メンバーの皆さんも、一度目を通されることをおすすめします。
by 2006awasaya | 2009-11-24 23:25 | 真剣!野良仕事


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