【真剣!野良仕事】[134=お米の話(12)]

2010.9.27(月)
脱穀のち、脱力

 9月20日(月・祝)12:00、好人舍前にメンバーが集合し、田んぼへ移動。すでに田んぼには、脱穀しながら袋詰めをするマシーン「ハーベスタ」が運び込まれている。飯島さんからその操作法の基本を説明され、さっそく1反の田んぼの脱穀を始める。
 ところが、このハーベスタ、すこぶる調子が悪い。メカに強い猪俣さんを泣かせている。当初飯島さんの説明では2、3時間で1.5反の脱穀は終了するという目処を立てていたらしいが、マシーンはとんでもなく不調で、簡易ハサ掛けの1列分におよそ2時間。
 その理由は以下の通り。
1=結束した稲束は、肝心の稲よりもアワ・ヒエなどの雑草類の方が多く、しかも繊維が稲よりもはるかに強靭で、ハーベスタに過度の負荷をかけていること。
2=脱穀時に出てくる粉塵が正常にマシーン外に排出されておらず、マシーン内部に還流。作動不良となっている。
3=エンジンの回転を脱穀部に伝えるベルトが摩耗劣化し、カラ滑りしている。

 金子さんとボクが0.5反の田んぼの雑草除去を終えた夕暮れ近くの4時を迎えても、1反の田んぼの半分の脱穀しか仕事ができていなかった。
 予想外のマシーン不調で、メンバーは好人舍に引き上げる。全身ホコリだらけ。マスク着用との指示は誠に正しかった。作業途中、何度もホコリが目に入ったが、来年はマスクに加え、アイガード着用で作業をしたい。
 脱穀目標の半分で引き上げてきてしまったので、後日、新品ベルトを装着し直し、飯島さんにお願いすることに。それにしても脱穀作業はホコリとの戦いだった。飯島さんなら「ホコリ高き作業なんですわ」なんて締めくくるだろうな。
 
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↑ハーベスタを運転して早々のシーン。何とも快調だったが、しばらくすると機嫌を損ねたのか、すぐにダウンするようになった。
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↑マスク着用で作業をする高橋さんと大川さん。
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↑しばしばハーベスタがダウンするので、茫然自失する猪俣さん、鷹島さん、谷さん、小関さん。
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↑稲わらの上で脱力するボク。正常に作動していれば、エンジン音がけたたましいハーベスタ。ところが、不調ゆえすぐにダウン。ゆえに田んぼはいたって静か。そんなハーベスタの好調不調を耳で確認しながら、寝転がっている。実はカラカラに乾いた稲わらに身を横たえるシーンこそ、幼い頃からのあこがれで、米作りに参加した動機も、ひょっとしてこんなシーンが実現できたらいいなという邪な存念があったのでした。ハーベスタの不調で、その思いが実現できた!
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↑鷹島さんの田んぼ。まるでミレーの絵画を見るようなシーン。ことし、最も心に残る美しい風景の一つとして記憶に残しておこう。
by 2006awasaya | 2010-09-27 10:05 | 真剣!野良仕事


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