【真剣!野良仕事】[139=大根自慢]

2010.12.11(土)
甘くさわやか中国産江都青長

 9月4日に畝の整理をして、「ワだば、この冬、大根長者になる!」([132=冬野菜の準備]にて、「江都青長」「冬自慢」「聖護院大根」植え付け報告済み)と大言壮語しましたが、3カ月後の先週、やっと収穫時期が到来。「青首ダイコンの一種で、中まで青く美しいダイコン。肉質は緻密で大根おろしや漬物に最適」という説明文に惹かれて中国産の大根「江都青長」を選択したのですが、収穫し、味わってみて、この説明文にまったく誤りがないことをまずは報告しない訳にはいきません。
 いやはや、思い描いていた通りの美味で、しかも卸し金でズリズリしながらそのグリーン一色に惚れ惚れ。最近はとんと麻雀から離れて四半世紀が経過しますが、ついにイーシャンテンまでしかこぎ着けられなかったあこがれの役満「リュウイーソウ(緑一色)」もかくやの色。司馬遼太郎先生が大好きな形容詞「あわあわした」を、思わず知れずお借りしたくなるほど、淡白にして軽やかな早春の風景を舌の奥に踊らせる、まことにあわあわした風味。しかも卸しても短冊に刻んでも辛くない。いやむしろ、甘みが強い。ポン酢やお醤油をつけず、そのまま食べると、まことにおいしいのです。

身に沁みて大根からし秋の風

 『更科紀行』で五感を震わせて大根の辛さを表現した芭蕉先生も、この甘みのある江都青長を味わったなら、あるいは春の句に作り替えたかもしれませんね。「身に伝う大根甘し春の雲」とか。

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↑いまだ本格の収穫時期には至っておりませんが、様子を見ておかなくてはいけませんので、各種1〜2本、引き抜いてみました。左から「聖護院大根」1本、「おふくろ大根」1本、「青首大根」2本、それに長短太細三叉と不揃い4本が「江都青長」。土の中にもぐっている部分はふつうの大根同様に白いので、少しの風で倒れてしまいます。葉っぱ同士で支え合っているような案配です。
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↑上の写真の右端の三叉に分かれた「江都青長」をバキッと割って、中身を確認。やはり中まで鮮やかなグリーンでした。
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↑家に持ち帰り、卸し金でズリズリ。おお、素敵なり、色は変わらず、さわやかグリーン。この色はついに聴牌まで漕ぎ着けられなかった憧れの役満「緑一色」そのものだった! でも、腰が痛くなって半チャンも椅子に座り続けられず、麻雀はここ25年、とんとご無沙汰しているなあ。
by 2006awasaya | 2010-12-11 21:34 | 真剣!野良仕事


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