【真剣!野良仕事】[152=第5回 薫風コンサート②]

2011.5.16(月)
ガムラン看板が立ち上がった
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↑コンパネ上に並んだ文字の部品です。
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↑こんな感じなんですが、と阿部さん。5月8日(日)のこと。
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↑5月8日から1週間後の竹林。ペインティングを済ませた文字を看板板に配置している阿部さんと奥原さん。
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↑第5回薫風コンサート用に作った看板がこれです。すこしずつ、各人の協力が積み上げられて5月28日の当日を迎えます。

 おいしい野菜公園2007メンバーの阿部さんはガムラン当日、都合で参加できないので、せめて当日までに会場の入り口に掲げる看板だけでも作っておこうと、「ぼくは案内板担当ってことでいいでしょうか」と、4月下旬の準備会で提案。
 それから1週間経ったガムラン当日の3週間前にあたる5月8日(日)のこと。
「長谷川さん、ちょっと見てくれますか?」と、阿部さんに呼び止められた。
 車の中から紙袋を取り出し、
「これですが、いかがでしょうか」と。
 文字の部品かな。ジグソーパズルのような部品が紙袋に詰まっている。部品一つ一つは新聞紙を捻って棒状にし、ほどけないように一つ一つ糸で縫ってかがってある。うーん、すごい労作!工作が好きだって言ってたけど、ほんとうに好きなんだ!
 好人舍バックヤードのコンパネ上に文字の部品を並べると、「ガムラン会場」という文字に読める。
「阿部さん、すごいじゃないですか。書体も独特だし、手作り感もサイコー!阿部フォントとして登録できそうですね」とボク。
 すると奥さまの冨美子さんが間髪を入れず、
「シンちゃんたら、ガムランの看板作りに、もう2週間も、ああでもない、こうでもないって、頭を悩ましているのか、楽しんでいるのか。しゃべりかけても上の空状態なのよ」と。シンちゃんとは、阿部さんのことで、それぞれ名前の愛称で呼び合う仲の良いご夫婦なのだ。
「頭を悩ましてなんかいないよ。楽しんでるんだから!」と、ご本人。
 阿部さんの頭の中はここ数週間、「ガムラン会場」という文字を分解したり合成したり、作り替えたりしながら、ときに瓦礫となっては惚け、気を取り直しては再び三たび分解し、捩り、ひねり、延ばし、圧縮し、結びつけ、シジフォスに課せられた営為のごとく、頭蓋の中では何度となく雲散しながら霧消し続けたに違いない。ガムランのガの点々をここに置くとすると、ムの押えは少し長くした方がいいか。会場の場の土偏が手偏に見えちゃいかんなあ。難しいのはカタカナで、細い棒状に縒って、それを三つ編みにすると、意外に曲げに強いけど、反発も強くなるからすぐに元に戻っちゃう、はてどうしたものか。そんな試行錯誤の末、ここに至ったのだろう。その紆余曲折に対して、うーん、すごい労作!と申し上げた。
 それからさらに1週間後の5月14日。竹林では文字に色づけをし、様子のいい製材したばかりの大きな板に文字を配置し、ようよう、ガムランの看板が立ち上がった。
by 2006awasaya | 2011-05-16 10:19 | 真剣!野良仕事


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