【真剣!野良仕事】[175=注連縄自慢]

2011.12.20(火)
神をも畏れぬ注連縄投げ上げ

 12月17日(土)、飯島農園の恒例行事、餅搗きがありました。今年は古代米を臼と杵で搗いて、みなでお雑煮にしたり、大根おろしでいただいたり、きな粉まぶしにしたりと、おいしく味わったあと、これも恒例の注連縄づくり。
 今年収穫したお米の稲ワラのうち、青々したワラを選び、叩いたり鋤いたりしてホコリを取り除き、「さあ、皆さん、稲束の一方を握ってトントントン、トントントンとそろえてから、三等分してプロペラのように。いいですか、ここまでできましたか」と飯島さん。
 作り方はボクの3年前のブログ(「97=丑年を前に巳年の注連縄」)で紹介してありますが、年に一度のことゆえ、さっぱり思い出せません。
 飯島さんの手元を見ながら、ボクの手元に視線を戻し、見比べて修正しつつ、作業を確認するのですが、稲束がほどけたりして、恥ずかしながら、辰といういうか、龍の風情からもっとも遠い、貧相なシマヘビ。それでもなんとか注連縄ッぽい形に、できたことはできたのです。
 周りを見渡すと、阿見さん、阿部さんは結構上手で、ひょっとして売り物を隠し持って来たんじゃないかと疑いをかけるメンバーもいたくらい。当然のことながら、ボクの注連縄には目もくれません。
 ああ、残念。
 ああ、無念なり。
 でも、それはそれで仕方ないかと涙をぬぐい、ちょっとした工夫で勝負するかと、紙垂(しで)に代えて稲穂を挿し、来年の辰年用にすることにしました。ひょっとすると、往古というか稲作が始まった頃は、紙垂なんかなかったはずで、当たり前の話ですが、そのあたりに落ちている稲穂を注連縄に挿し、垂らしていたんじゃないかと、ひとり悦に入っていたんです。思いつきとしては、われながら惚れ惚れ。型くずれしないよう、丁寧に、大切にトランクに収納安置し、自宅に帰ってからデジカメで撮ったのが以下の写真です。
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↑2階のベランダから青く澄んだ冬空に、エイヤッと投げ上げてカシャ! 注連縄を投げ上げて何度も何度も撮影。本年最後の神をも畏れぬ暴挙。そんな荒ぶる行為にもかかわらず、おお、稲穂も3本、けなげにも祇園の舞子さんの黒髪を飾る簪の如く、粋に注連縄に刺さっていて、撮影テクニックとしてはお見事!(実際には吊り下げたヒモをフォトショップで消したんです。フォトショップは依然として下手っぺで、ヒモがうっすら見えています。勘弁かんべん)
by 2006awasaya | 2011-12-20 16:28 | 真剣!野良仕事


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