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【真剣!野良仕事】[222=買い将棋って知ってますか]

2014.9.14(日)

復活講座『買い将棋』
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↑船橋みらい大学でのイベントちらし表面です。
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↑船橋みらい大学でのイベントちらし裏面です。

 毎週金曜日午前中に受付ボランティアをしている「船橋北口みらい図書館」。ここは船橋駅からも近く、駅前の商業地区にあるものの、大きな通りからわずかに離れていることもあり、とても静かなんです。スペースは12畳ほどでしょうか。ぐるりに本棚。本に囲われて、とても気分のいい図書館なのです。
 情報ステーションでは、この北口図書館を「船橋みらい大学」として利用しているのです。

 船橋みらい大学の科目は多種で、例えば先月の科目メニューを紹介すると、
「地域×クラウドファンディング〜ネットで資金調達〜」
「健康を管理しよう〜自分のカラダと向き合う方法〜」
「図書館漂流〜流れ流れて図書館行脚〜」
「あなたの暮らしに使える再生可能エネルギー〜長いものに巻かれナイ!たのしあわせ研究所」

 それぞれ魅力的でしょ。

 9月・10月のメニューは、船橋みらい大学で検索していただければすぐに読めますから、該当ページを開いてください。
 その10月21日(火)に予定されている『買い将棋』にボク、多少関わりましたので、みなさま、お誘い合わせの上、ご参加くだされば嬉しい限りです。

 ほとんどの方がはじめて聞く名前の将棋だと思います。
 子供の頃に流行った『軍人将棋』とも、音を立てずに将棋の駒を取り合う『崩し将棋』とも、また『挟み将棋』とも違う将棋なのです。
 勝負の決着が鮮やかな将棋なのです。本将棋では、一手に30分とか1時間も考えたりして、巧い人同士が指すと、勝負がつくまでに軽く1時間はかかるものです。もともとが考えることを楽しむ本将棋ですから、時間がかかることを畏れたんでは話になりませんが、この買い将棋は一局10分弱で勝負がつきます。
 とはいえ、考えることなしに、直感で進めるのかと言うと、とんでもありません。考えるところではしっかりと考えないと、勝てないのです。
 相手の手の内を読みつつ、あざむき、意表をつき、鮮やかに勝ち名乗りを上げる。進行中のどこで、何について考えるのか、そここそがまさにこの買い将棋の魅力なのですが、ここでぺらぺらとおしゃべりしていても始まりません。10月21日(火)の19:00にいらしてください。
 お待ちしています。
by 2006awasaya | 2014-09-14 13:34 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[221=今年も三陸へスイカを送ることが出来ました]

2014.8.6(水)
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↑この4名でスイカを収穫し、ダンボールに詰め、発送の手配をしました。それぞれ手に持つスイカは直径20センチクラス。お送りしたのは30センチ超クラスで、多分というか、自信を持って甘いスイカです。陸前高田の伊藤さん、今年も暑気払いに、このスイカを味わってください。この写真には姿を見せていませんが、そもそもの発起人であるT女史にかわって、飯島幸三郎さん、なにからなにまでお世話になり、ありがとうございました。

暑中見舞い!今年のスイカは甘いよ

 今年の4月初旬に40苗を定植。その後スイカの畝にトンネルを掛け、伸び始めた蔓を摘芯。5月に入るとトンネル内は小蔓孫蔓、どれがどれやら見分けもつかない混沌を呈し始め、中旬になると、混沌としたグリーンの葉と蔓の間にちらほら黄色いスイカの花が咲き始めたものの、雄花ばかりが先行。肝心の雌花は一向に開花しない不順の5月でした。
 授粉はお日様が昇り切らない9時前後に作業を完了しなくてはいけないので、いつもより早めに畑に出るのですが、
『困りましたねえ、雄花ばかりで、肝心の雌花が見つからない』

 そんなことをスイカ栽培チームのメンバー間で話し合っていましたが、トンネルの奥の方に一つ、こちらにも一つと、雄花に混じって雌花も咲き始めた5月24日(土)から、本格の授粉を開始しました。
 このあたりのことは【真剣!野良仕事】[218=スイカの授粉開始]でさらりと報告しましたので、ここではそれ以降のことを報告いたします。

 メンバー各人がそれぞれの都合で月曜日担当okとか、金曜日担当とかを決めて受粉作業をこなしていくんですが、ボクは火曜日授粉を担当。その担当日のこと。前の週に授粉した雌花が果たして順当に育っているかどうかを確かめねばなるまいと、トンネルを大きく開けて授粉済みの雌花を探していましたら、耳元でミツバチの羽音がブンブン。トンネルの中にはかなりの数が飛び交っています。

 朝早くから働くミツバチたちの様子をじっと見ていましたら、さすがですね、花粉をたくさんつけていそうな雄花には時間をかけて蜜を吸っているような感じです。下腹部にも足にも花粉をたくさんつけているミツバチがいたので、すぐ隣に咲く雌花に乗り移ってくれと、期待を籠めて見守っていると、なんと雌花とは反対方向に咲く雄花に移動。乗り換えたばかりのその雄花はまだまだ若く、花粉もほとんど出していません。どうせ花粉集めをするのなら、もう少し目的意識を明確にして作業をしてもらいたいものだと、恨み半分でそのミツバチを見つめていると、まるでこちらの視線を意識したような、さらにはその視線に籠めた恨みを読み取ったかのような表情で、ボクの方に向かって飛んでくるではありませんか。『ゴチャゴチャ言ってないで、仕事の邪魔をしないでよ。静かにしてられないんだったら、どっかに行けよ』と言っているような、硬い表情。そうかそうか、そちらの仕事は授粉ではなく、本来は花粉と蜜集めでしたよね。どうも、申し訳ない。この炎天下、ご苦労様。

 思えばいろいろのことがあって、やっと大玉のスイカを収穫までこぎ着けました。
 直径30センチ超のスイカは文句なく甘いと言うことも分かりました。20センチクラスはどうもぼんやりとした甘み。スイカははやり大きく成長したものが当たりなんですね。

 3.11で被災した三陸(陸前高田)の漁師さんに食べてもらおうと、スイカを作って今年で4回目の夏です。年々、栽培技術も向上して、「今年はまだ届かないなあ」と待ち望まれる品質目指して、これからも頑張ります。

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↑手前が雄花でそのすぐ左に咲くのが雌花です。雄花の雌蕊が成熟していないと、いくら形だけの授粉をしても巧くは行きません。果たして順当な授粉にこぎ着けたかどうかは、翌週になって、気持ち果実部分が大きくなったかなと目視するくらい。
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↑このミツバチが働き者で、何遍も何遍も成熟した花を選んでは花粉集めをしていました。それで、雄花ばかりを選んでいたので、思わずクレームを付けたところ、ムスッと硬い顔をして、ボクを諌めにきたのです。
by 2006awasaya | 2014-08-07 19:49 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[220=お芋三種を定植した訳]

2014.7.24(木)

お芋三種を定植した訳
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↑6月16日に定植した時のお芋三種の畝です。左から右に「紅はるか」「宮下さんの安納イモ」「ほしキラリ」。

 小松菜とかホウレンソウなどの葉もの野菜は、種を播き発芽してからが結構な手間がかかるので、週一程度の見回りではなかなか立派にしっかりと育ってくれないものです。出来上がりを見て、「ああ、おいしそうな」という評価をいただくには、それなりの丹精が必要なのです。葉もの野菜って本当に難しいんです。
 好きな自転車で湾岸道路を走っていたら、橋の欄干に左手をこすってしまい、その場ではグローブをしていたので何ということはなかったけど、帰宅後、風呂から上がって見てみたら、赤く腫れていたりする。そうか、それで今朝は左手が痛いのかとか、昨夜は録画しておいた海外ドキュメントを集中して見てしまい、それで目がスカスカするんだとか、前日前夜の負荷が朝までに解消されないことが多く、そんなこんなを理由に、ぐずぐずと畑に出かけずじまい。さまざまの場面で歳を感じさせる今日この頃なのです。
 それゆえに、植えたら基本的には草取りだけを丹念にすれば結構な収穫が期待できるネギとか、いも類とかに最近は偏ってきています。ちょっと前だったら、そうした面倒そのものが楽しくて、収穫時期を迎える喜びも空想しながら額の汗を拭ったものですが、歳を重ねてくると、フットワークも悪くなり、手を惜しまずに作業をすることが出来なくなっているのです。その割には欲ブカ。実に嫌な人格になってきている。そういった高齢者の「費用対効果」、つまりは少ない労働に対しても、しっかりした収穫が期待できる作物の開発が種苗メーカーではなされていたんでしょうね。種苗メーカーから送られてくる野菜のカタログを見ていると、「手間いらず」「病気に強い」「失敗知らず」なんてキャッチコピーが増えているように思います。


 うーん、それでこんなフレーズに、この春、惹かれてしまったのです。

【ほしキラリイモ】
 干しいもの代表品種「タマユタカ」を超える美しさ! 淡黄色の美しい肉食で、干しいもの一部が白く硬化するシロタの発生がほとんどなく、干しいもにした時の見た目がキレイで、蒸す時のデンプンの糖化が進みやすいので、甘い干しいもが出来やすい。サツマイモネコブセンチュウ、つる割病に抵抗性を持っています。


 そうなんです。妻が干し芋大好きで、しかも値段が高いのでなかなか買えないなんて愚痴がボクのココロに根を下ろしたまま、もう何年も経つのですが、いつかはお金のことを気にすることなく、存分に干し芋を食べさせてやりたいとの思いから、干し芋の一大産地の茨城県土浦あたりまで車を走らせて求めてきた干し芋専用品種「イズミ13号」のイモヅルでチャレンジを重ねているのですが、毎年ネコブセンチュウにやられ、なかなかに見た目にも素敵な干し芋が出来ませんでした。そうした苦い思いもあって、このフレーズに跳び付いてしまったのです。

【宮下さんの安納イモ】
 ブランド品種としてすっかり定着した、種子島が誇る極甘さつまいも! 焼くと蜜があふれ出すほどに甘みたっぷりで、スイートポテトみたいにねっとり甘ーい。


 安納イモも、洋菓子のスイートポテトのようで、もう嫌だ、もう食べきれない、見るのも嫌だと言うほど食べてみたいお芋だったのです。その安納イモのスペシャリストが作った安納イモを作って食べてみたい。ああ、美味いだろうな。

【紅はるかイモ】
 甘味が強くて風味良く、蒸かしいもにすると、とっても甘~い、しかも貯蔵性に優れ、2カ月以上貯蔵したイモは、蒸かしいもにしても焼きいもにしても絶品の甘さ!!食品カタログでも人気の『甘太くん』や『蜜衛門』などは、ある特定の地域で栽培されていたり、特殊な貯蔵方法で寝かせた『べにはるか』のこと。人気のブランド芋は、実はこの品種。サツマイモネコブセンチュウに対して抵抗性を持ち、育てやすいのも魅力。味・外観・収量ともに「高系14号」を上回る逸品なのです!!

 
 どうです、この説得力のあるフレーズ群。今年の始め、年間でどんな野菜を作ろうかというぼんやりとしたラインナップを、カタログを見ながら頭の中の畑の畝に定植していたのです。とにかく、あこがれのお芋を三種類、ネットで注文し、6月中旬、郵送されてきましたので、6月16日(月)に定植してきました。
 それから2週間後の7月6日(日)、もうしっかりと根も下ろしてきたので、土寄せをしておきました。あと1カ月もすれば、葉を茂らせた畝になっていると思います。ああ、収穫の秋が待ち遠しい! 果たして妻は喜んでくれるでしょうか。満腹のお腹をさすりながら、もう見るのも嫌って顔をしてくれるでしょうか。ああ、待ち遠しい。
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↑7月6日に土寄せをしたお芋三種の畝です。同じ環境に植えても、成長具合に結構な差異が出るものですね。ふつうは畝にマルチシートを敷いてあげるのですが、暑い夏を迎え、地温が上がりすぎることを考えると、このようにむき出しにしてもいいのかなと。周囲の仲間たちは必ずマルチシートで覆っていますが、別にマルチをしなくても立派に育つことを確認したくて、こうしました。

by 2006awasaya | 2014-07-24 14:43 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[219=「Jazz in 竹林」報告]

2014.6.3(火)
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↑[2014.6.1 10:07] Bridge Ship Jazz Bandの面々が練習開始。ふだんは室内で練習しているので、こうした戸外での音の響きがどんなものか、そのあたりを探っているのでしょう。相当入念な練習ぶりでした。約2時間近く、本日の曲目すべてをおさらいしていました。ボクは生ビールの手配をしたり、蚊取り線香に着火して竹林各所に設置したり、駐車指示をしたりしながら、練習とはいえ、厚みのあるビッグバンドの音量に包まれていました。
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↑[2014.6.1 12:53] 開演間近で、お客様も席につき始めました。Bridge Ship Jazz Bandメンバーの「クラシックのコンサートじゃないんだから、軽くいっぱい飲みながら気軽な気分で聞いていただきたい」との要望もあり、それではということで「演奏を聴きながらビールを傾けて多いに楽しんでください」とアピール。この趣旨を深く汲み取っていただいた農園メンバーの阿部さん、金子さん、井上さんは、すでにして開演前にいいお顔。いいもんですね、昼日中のほろ酔い姿。
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↑[2014.6.1 13:23] 竹の葉が深く厚く積もっていて、フカフカの竹林です。ここに演奏者にはパイプ椅子に座ってもらい、三脚の譜面台を置いてもらいましたので、相当不安定な姿勢です。微妙にゆらゆら揺れて定まらない姿勢制御に気をとられ、演奏に集中出来にくかったと思います。誠に申し訳なく、お疲れさまでした。それでもとってもステキな演奏でした。
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↑[2014.6.1 13:33] 客席側から見た竹林会場。
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↑[2014.6.1 13:40] バンドメンバー側から見た竹林会場。
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↑[2014.6.1 13:47] 第一部の最後に、船橋在住のジャズボーカリスト・河村留理子さんが登場。まったくのサプライズでした。『On the Sunny Side of the Street』と 『All of Me』でした。ありがとうございました。手前でカメラを構えているのが安藤信作さんで、留理子さんの旦那さまです。

2015の薫風コンサートに向けて

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↑[2014.6.1 15:27] Bridge Ship Jazz Bandのバンドメンバーも合流しての海鮮バーベキュー。もともとは三陸支援の海鮮バーベキューでしたが、バンドメンバーの方がマグロのカマとホタテを大量に差し入れてくれて、ボクらが予定していた以上の充実した海鮮バーベキューとなりました。料理を担当してくれた女性陣の川口さん、阿部さん、曽根さん、篠塚さん、東海林さん、大村さん、鶴見さん、大槻さん、また、男性陣の阿部さん、小林(靖)さん、大村さん、井上さん、金子さん、臼井さん、鶴見さん、山口さん、尾上さん、飯島さん、ありがとうございました。来年もまた、このように楽しい薫風コンサートが実現できるよう、がんばりましょう。関係各位、お疲れさまでした。


 昼日中から生ビールをいただき、快い音楽が間近でしかも生で聞けて、おしゃべり好きな同好の友がいて、竹林を渡り来る風がさわやかだったら、こんな極上の時間はそうそう滅多に流れてくるものじゃありません。

長谷川 阿部さん、個人的なことを聞きますが、天皇陛下が主催する園遊会に呼ばれたこと、あります?
阿 部 え? オリンピック選手や超有名人がずらりと並んでいる前に、天皇陛下が一人一人に話しかけるあの園遊会のこと?長谷川さん、呼ばれたことがあるの?
長谷川 いえいえ、とんでもないです。滅相もありません。お門違いってものです。でも、ボク、昭和天皇の時代からあの雰囲気が好きでして。テレビで報道されるあのシーンを見ているだけで、表情が和らいでいるんです。それくらい、好もしく思っているんです。
阿 部 で、その園遊会がどうしました?
長谷川 あはは、今日の竹林コンサートとこのバーベキューの雰囲気があの園遊会に似ているんじゃないかと、ふと、そう思いましてね。天皇陛下が会場から去り、残された選ばれし人がたが逆上に似た上気を表情に残しつつ、誰彼となくおしゃべりを交わす。そんなふうにして園遊会は終えていくんじゃないかと空想しているんですが、今日の薫風コンサートがその部分で似ているんじゃないかと。
阿 部 なるほど。そういう雰囲気はありますね。
長谷川 阿部さんがこしらえた竹林のバーベンチ、あれはビールを飲みながら体を預けるにはちょうどいい按配でしたし、三陸支援の竹製募金箱も阿部さん作だし、いろいろの貢献、ありがとうございました。
阿 部 いえいえ貢献だなんて。でもよかったですね。この雰囲気。
長谷川 もう一杯、いかがです。
阿 部 生は旨いからねえ。生ジャズもいいねえ。来年もお願いできたらいいね。
長谷川 ええ、大半の人がそうおっしゃっています。飯島さんにも尾上さんにも強力にプッシュしておきましょう。

 そんなこんなのおしゃべりが竹林各所で渦巻いていて、軽い目眩いを眉根のあたりに漂わせつつ、なんとも名状しがたいステキな気分で「Jazz in 竹林」は終了したのでした。
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↑[2014.6.1 15:30] やんごとなきありがたき人が去り、奇妙な開放感に身を任せつつ、酩酊を加速する人、海鮮をどん欲に追求する人、音楽談義に埋没する人、さまざまな渦を発生させるところこそが、園遊会にも似た好もしい在りようでした。

*[13:33] [13:40] [15:27] [15:30]の写真は大村和夫さん提供です。長谷川は酩酊していて、コンサート第一部で千鳥足でした。
by 2006awasaya | 2014-06-04 12:31 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[218=スイカの授粉開始]

2014.5.29(木)
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↑西瓜の雄花です。直径15mmくらいの小なさ花です。
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↑西瓜の雌花です。スケールモデルのように小さな西瓜が花びらのすぐ下に見えますね。産毛に包まれて、もう一端の西瓜の形をしています。花の直径は10mmでした。

西瓜の雄花と雌花

 季節は巡り巡って、もう半月もすると梅雨。ですから、その前にスイカの花で露払いをしておきましょう。4月初旬に定植したスイカは、ほぼ2カ月を経た5月下旬、ビニールのトンネルの中でチラホラと咲き始めています。かなり小さなこの花を見ていると、鮮やかな明るい黄色が網膜に残り、心から癒されますね。
 カボチャもキュウリもメロンもズッキーニも、みな同属ですから、ほぼ同じように明るい黄色の花ですが、改めて『色の手帖』でこのスイカの花の色の名前を調べたところ、雄花はカナリヤ色、雌花はレモン色が近いようでした。色を形容する言葉はなかなか実態を形容しておらず、各人の記憶に蓄えられているイメージの鮮度にも左右されるので、雄花がレモン色で雌花がカナリア色と感じる方もいるでしょうし、感じ方の幅が実に幅広いのが面白いなあと、今年もそんなことを考えながら授粉作業をしていました。
 ところで、トンネル内に咲く西瓜の株数40のうち、雄花が20花、雌花が5花くらいで、全くの不釣り合いでした。こんなに雌雄で数に差があると自然授粉はほとんど不能で、それゆえ人工授粉が当たり前なのですね。

秋海棠西瓜の色に咲きにけり

 初物好きで、食いしん坊な芭蕉だけに、西瓜と言えばみずみずしい水果のイメージしかなかったのでしょうね。ピンク色の秋海棠(しゅうかいどう)の花を見て西瓜を真っ先に空想した芭蕉ですが、可憐なレモンイエローの西瓜の花を身近に何遍も見ていれば、レモンイエローに輝く別の句を残してくれたはずです。芭蕉没後7回忌にあたる元禄14年に成立した支考編『東西夜話』にこの句が収められていて、それによると芭蕉最後の年の元禄7年に詠まれたとあります。全国を行脚した芭蕉でも、所詮は農家出身ではないので、花までは知らなかったに違いありません。ああ、誠に残念です。
by 2006awasaya | 2014-05-29 23:12 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[217=Jazz in 竹林]

2014.5.11(日)
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↑飯島農園の好々亭にて。出来上がったばかりのポスターを手にする畑のメンバー。写真後列左から小林さん、尾上さん、井上さん、前列中央が大村さん、篠崎さん。

竹林で待ってますよ

 飯島農園の初夏の定例行事「薫風コンサート」。今年の内容が決まりましたので、お知らせいたします。なんと、今年は「Jazz」なんです。竹林でジャズ。ミスマッチぽくって、いい感じでしょ。東洋の器にもられたアメリカンスイング。昨年の薫風コンサートでは津軽三味線と篠笛でしたから、余計にそう考えるメンバーも多くいる一方、サックス一本のシンプルで鋭角的なジャズを夢想したメンバーもいて、25名からなるビッグバンドが竹林に来るってわかった時点で、「竹林に案外、似合うかも」という総意になり、竹林会場に下見にきていただき、細目も決まってきて、それらをもとにポスターを作りました。
 畑のメンバーが集う好々亭に、出来上がったポスターをもって立ち寄ると、ちょうどメンバーが多数寛いでいて、「長谷川さん、そのポスターを持ってあげるから写真に撮っておこうよ」ということになり、この素敵な写真となった次第です。大判のプリントをいつもいつも引き受けてくれているTさんに、改めてお礼申し上げます。

【第7回薫風コンサート】

出演 Bridge Ship Jazz Band

曲目 ・Moonlight Serenade(ムーンライト セレナーデ)
   ・Little Brown Jug(茶色の小瓶)
   ・Sesame Street(セサミストリート)
   ・やさしさに包まれたなら
・Sing Sing Sing(シング・シング・シング)など

日時 6月1日(日) 開場 12:30 / 開演 13:00 / 終演 14:00予定

*雨天中止です。前日の5月31日(土)18:00に天候判断し、開催か中止かを下記ホームページにアップします。なお、電話による薫風コンサート開催か中止かのお問い合わせは、6月1日(日)9:30〜12:00、産直の店「味菜畑」(☎ 047−456−2750)にてお受けいたします。

入場 無料

会場 飯島農園竹林 レジャーシートをご持参のうえ、バスを利用して、お越しください。

以下にポスターの表面と裏面を添付しておきます。蛇足ですが、重要な情報を一つ。
当日、会場では生ビールを飲みながら楽しんでいただけます。
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by 2006awasaya | 2014-05-11 11:14 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[216=夢見る旨さ、牡蠣のオイル漬け]

2014.2.20(木)
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↑オイル漬けの牡蠣です。漬けて4日目。待ち切れずに食べはじめてしまいました。クラッカーを敷き、レタスを添えて。作り方を以下に書きましたので、やってみてください。

至福の味わい! 牡蠣のオイル漬け

 昨年暮から「食べて三陸を応援する」という三陸プロジェクトにかかわってきました。お陰様で三陸の海産物を身近にして、ホタテにしても牡蠣にしても抜群の鮮度を食卓に載せることが出来、それはそれで至福の時でした。
 ただ一点、鮮度、鮮度と自分の中で大騒ぎし過ぎて、結果、大急ぎで食卓に載せ、大急ぎで食べつくし、いわゆる「味わっていただく」という余裕をおおいに欠いていたかと、内心忸怩たる思いを胸に、それでも「応援できるうちは食べ続ける」という思いを優先させ、食べ急ぐ日々でした。

 バレンタインの日も大雪でしたが、その前の週末にも大雪があり、その降り積む雪の日のことです。三陸プロジェクトのリーダー、風戸さんという方が「ネットで牡蠣のこんな調理例をアップしていて、ああ、自分にも出来そうだと、やってみたのよ。そしたら思いのほか美味かったんで、試食してもらおうと持ってきたんだけど、一つ、いかが」と。ピクルスなどを漬ける広口の瓶の蓋を開け、お箸で一粒、牡蠣を摘んでくれたのです。
 それがオイル漬けの牡蠣。

 ああ、旨い。
 なんだこれ。

 こんな稚拙な表現で申し訳ないのですが、味わいを伝えるための言葉というものは、味わったそばから突いて出てくるという訳にはいかないものですね。
 たしか、以前、この食感とこの旨味を味わったはずだが、さて。うーん、思い出したぞ。牡蠣の薫製をオイル漬けにした缶詰だったか。ノルウエーの漁師がラベリングしてある四角い石鹸のような缶詰。でも、あれってオイルの香りがボクにはきつくて、せっかくの薫製の味わいが内に籠ってしまい、それでボクは湯通ししてオイル分を洗い流して食べるのです。でも、このヒト手間が面倒で、おまけに指先といわず、シンク全部がギトギト。後始末を考えたら、ま、ちょっといいかあ、とね。で、ここ10年は牡蠣の薫製缶詰、食べた覚えがありません。

 でも、風戸さんが摘んでくれた牡蠣の粒には、オイルの匂いが強くない。強くないというよりはほとんど感じられない。牡蠣の旨味だけが頭蓋に広がる感じでした。
 もっと食べたい。もう2、3粒は味わってみたかったけど、でも、そこはぐっとこらえて。見栄っ張りだったか。おおいに後悔しています。

長谷川 ネットで仕入れたって言ってたけど、そのURL、あとでmailで流してくれます?
風 戸 いま、ここで教えることも出来るんです。それほど簡単なんだけど。
長谷川 最近は記憶しておくことが難しくて、出来ればmailで。
風 戸 はい、了解!

 そんなこんなで広田湾のカキ漁師、吉田さんのカキ2パックを手に、帰宅してみると、すでに着信アリ。
「小太郎のまんぷく日記」というブログで、愛媛県の女性の方。以下がURL。
http://blog.goo.ne.jp/1008kotarou/e/0b4952f680acc3ea355abd77d1435a47

 うーん、調理手順がきれいな写真で紹介されていて、さっそくその手順通り、やってみました。
 ボクにでも十分にできる簡単さ。しかも、この簡単で、想定を遥かに上回る旨味。
 見栄を張ることもなく、存分に、飽きるまで味わってみました。
 ビールでも、ワインでも、なんにでも合いますが、新潟下田村出身のけいくまさんがウチに立ち寄り、お土産がわりに置いていってくれた八海山の焼酎「よろしく千萬あるべし」がことのほかぴったりで、おおいに堪能しました。
 風戸さん、小太郎さん、ステキな情報、ありがとうございました。

以下、では、
「牡蠣のオイル漬け」
レシピの公開です。

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↑岩手県陸前高田の広田湾でカキ漁師をしている吉田善春さんの生カキ。三陸支援プロジェクトでは、この吉田さんのカキなど、産地直送で購入しています。200gで800円です。2月に入って、カキが急にぷっくりしてきました。「フルッティ ディ マーレ 三陸」というプロジェクト。応援してください。問い合わせは「sanriku@mbf.nifty.com」へ。
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↑200gとありますが、パック全体で300g弱、カキの粒だけで250gありました。2パックで24粒ありました。
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↑片栗粉を降りかけて、下洗い。やさしくもみ洗いをし、これを2回繰り返しました。ひだの部分にカキの殻が入っていることも、まま、あるので、ひだの部分は入念に。
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↑流水で洗うと、ぐっと手間が省けます。
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↑水を切った状態。
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↑カキを下洗いしていて気が付いたのですが、ひだの部分、真っ黒なものと薄茶色のものなど、けっこう個性があるんだなあ。
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↑あらかじめ用意しておく材料。トウガラシ、ニンニク(粒のままと潰したもの)、オイスターソース、月桂樹の葉(庭にあるのを摘んできたので、青い)。
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↑焦げ付かないように、テフロン加工のフライパン使用と小太郎さんがすすめていたので、そのとおりのパンに、水切りをしたカキ500g、24粒を投入。
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↑強火で1分経過。じゅぶじゅぶと音を立て始める。
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↑強火で3分経過。水分がとび始める。ぷっくり度合いが目立つようになる。加熱用の生カキゆえ、十分に火が通っているを確認できる。
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↑さらに強火で1分経過。ここでオイスターソースを加え、馴染んできたところで潰したニンニクとトウガラシを投入。
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↑強火で5分経過。すっかりいい色になってきた。焦げ付かないように、パンを小刻みに揺する。おいしい香りが立ち始める。ウチの豆柴小夏が足元から離れない。
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↑味見をしないでこのまま先に進む訳にはいかないので、2粒、試食。ウマイ!
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↑風戸さんのような手頃な瓶がなかったので、少し浅いタッパーに、1時間ほどコンロから外し余熱をとったカキを移し、月桂樹の葉を数枚散らす。
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↑オリーブオイルと菜種油のどちらかにしようと匂いを嗅いでみる。オリーブオイルはやはり匂いが強いので、ほとんど無臭の菜種油に決定。
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↑オイルをヒタヒタまで注ぎ、蓋をして室温で保存。小太郎さんによると、食べられるのは2日後からで、保存期間は2カ月とか。カキがこんな長期間、保存することが出来るなんて、ああ、食べ急ぐのではなかったと、激しく後悔しつつ、オイルに漬けたばかりのカキ2粒を再び試食。んまい!

オイスターソースの分量について
一番肝心の「オイスターソースの分量」を明記するのを忘れました。
ここで紹介したのは大さじ2杯ですが、今後は4杯と倍量にすると、薫製したような風味風格をコート出来ると思いますので、牡蠣400〜500g、粒数でいうと30粒前後の場合は大さじ4杯で調理を進めてください。
以上、反省を籠めて。
by 2006awasaya | 2014-02-20 14:27 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[215=船橋の海辺はグリーンの海藻で縁取られていました]

2013.12.8(日)
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↑本日早朝の船橋海浜公園の浜辺。レンブラント光線と言うか、天使のハシゴが何本も何本も架かっていて、それはそれは夢見心地の浜でした。薄暗いのですが、小夏は張り切ってバシャバシャやっています。遠景は幕張から千葉市方面です。
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↑潮が引いていましたので、すこし沖のほうまでお散歩。
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↑周囲が明るくなってくると、波打ち際が鮮やかなグリーンで縁取られていました。遠景は幕張から千葉市方面です。写真の右手には君津の火力発電所の巨大な煙突が見え、振り返ると富士山も見えました。空気が澄むこれからはいつでも富士見の浜です。

夢見るような浜辺にて

 久しぶりに船橋海浜公園の浜辺へ、小夏を連れてお散歩です。
 今日、12月8日〔日〕は風もなく、穏やかなお散歩日和でした。小夏は潮の香りが好きなのか、いつもはクンクンと電柱や植え込みを嗅ぎ回ってばかりですが、ここ海浜公園はクンクンする回数がほとんどなく、すたすたと海辺へ。キッと頭を上げ、気持ちよさが歩く姿勢で判るようです。
 小夏に先導されて砂を踏みながら水際まで下りていくと、そこでようやく日が昇り始め、雲間からひらりが射し始めてきました。天使のハシゴがいくつも下りてきて、まさに夢見心地。
 でも、サクッサクッとした砂浜の歩き心地が、ヌルッとする。なんとなし気持ちが悪い。礒の香りもいつもより強い。小夏は水辺のバシャバシャ感を楽しんでいるのに、水から上がると、いきなりズボッって感じで足を取られて身動きができない。何だか変だなあ。
 トイザらスの倉庫を右に見て、江戸川放水路河口近くの堤防まで歩くが、何だか気分がおかしい。
 30分もすると、明るくなってきて、様子がわかった。波打ち際から約2メートル幅でアオサがべったりと打ち寄せられている。アオサは、過剰な海水の栄養調整、並びに浄化を果たしていると、なにかの本で読んだことがあり、このアオサを畑の堆肥づくりの一部に利用している農家がいることも知っていましたし、つい1カ月前の11月10日(日)に、より大々的な規模でアオサ対策を兼ねての[東京湾アオサ・プロジェクト])がこの浜で展開され、その模様もこのブルー文字の[東京湾アオサ・プロジェクト]をクリックしていただくと、該当ページが開いて、その模様が紹介されていますのでぜひご覧いただきたいのですが、そうか、そう言えば1カ月前も、海辺はグリーンに彩られていたなあと思い出した次第。このまま放置しておくと、アオサからグリーンの色が抜けて、妙に白っぽい脱水状態のアオサとなり、波打ち際がふわふわした白いカサブタで埋め尽くされ、また海へと戻っていってしまう。せっかくアオサとなって海を浄化してくれたのに、また海へと捨ててしまう。
 このアオサ、何とかしたいなあ。飯島さん、お知恵をお貸しください。
by 2006awasaya | 2013-12-09 15:27 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[214=来年用に220球のタマネギ、植えてきました]

2013.11.12(火)
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↑10月31日(金〕の午前中、注文してあったタマネギの苗が届き、翌々日の土曜に定植してきました。ジャンボジェットという名前のタマネギ110本、極早生の大玉という名前のタマネギを同じく110本、畝を作り、タマネギ専用のマルチシートを掛け、定植してきました。

来年もタマネギ長者を夢見て

 タマネギはたくさん出来ても長期保存がしやすく、しかも日々の料理にはすぐ使えて便利だし、おまけに今はやりの「血液サラサラ効果」が期待できる野菜だしと、家では歓迎される野菜なのです。これで2年連続でタマネギ長者の至福を享受して、さて来年も至福笑いをしたいものだと、ネットで注文できるページをあれこれ眺めながら、一つの重さが300グラムにもなる「ジャンボジェット」と同じく大玉で超極早生の2種類を9月下旬に発注。
 ところが、待てど暮せど苗が届かない。
 ジリジリしながら、「自分は本当に注文したのだろうか」、「注文したと思い込んだまま、肝心の支払いをしなかったのではないか」など、疑心暗鬼で暮らすこと約2ヶ月。もういいや、お気に入りの品種でないかもしれないけど、飯島農園の近くの長野種苗で買って定植しちゃおうかと、路線変更を決意した翌日、段ボール箱に入ったタマネギが到着。
 箱を開けると、説明書が。
【ジャンボジェット】 3月下旬収穫予定、250-300g。日もちがする。100本690円。
こちらが噂の大玉超極早生玉ねぎ!九州~四国の暖地なら通常栽培でも3月下旬頃には約250gに。さらにマルチ栽培で肥大スピードを上げれば約300gの大玉に!球形で、食味にも優れます。
【極早生の大玉】 3月下旬収穫予定、250g。収穫後になるべく早く食べること。100本690円。
病気に強く作り易い超極早生品種! 極早生なのに3月下旬頃には250gの大玉が収穫可能です。多収性で玉揃い良く甘味も強くて食味も素晴らしいパーフェクト玉ねぎです。
 
 そうそう、この説明コピーに引かれて、注文したんでした。
 で、11月2日(土)の午後、自分の区画に行って整地し、畝を作り、マルチシートを張り、実際には220本の苗を定植してきたのです。

 ところが、定植してしばらくして、長期予報では今年の冬はもうすぐそこに来ていて、しかも厳寒。場合によっては温暖な千葉県でも降雪が予測されることもあるなど、心配材料が目に付き、そうか、ネットを張っておこうかと、翌週の土曜日、11月9日(土〕にネットを掛けてきたのです。
 こうしておけば、ちょっとした降雪でも平気です。
 昨年はタマネギの原産地調べで中央アジアということが判り、放ったらかしておいても丈夫に育つことも確認済みで、事実、雪に埋もれたまま1週間を経過しても平気な顔でいたタマネギです。ですが、定植直後はやはり多少の保護観察下においてあげないとやばいかもしれないので、ネットのトンネルをしてきたのです。
 あとは期間を置いてモンゴルの馬頭琴とウズベキスタンの民族舞踏曲を聞かせに行ってあげれば、今年もタマネギ長者、間違いなしか。
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↑11月9日(土)、先週に定植した畝にまずグラスファイバーポールで支柱を。畝の脇にネットを置いて。独り農業はなんでも独りでやるから楽しいんだなあ。
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↑グラスファイバーポールにネットをかぶせる。
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↑トンネル両端を絞って始末する。
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↑トンネルの裾がぱたぱたと羽ばたかないように、要所にペグを打ってお終い。この日は風もなく、作業がしやすかった。
by 2006awasaya | 2013-11-12 18:22 | 真剣!野良仕事

【真剣!野良仕事】[213=今年のリンゴは絶品でした]

2013.11.11(月)
今年のリンゴは絶品でした

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↑これが群馬県川場村の宮田リンゴ園にある長谷川のリンゴの木です。収穫前に一枚、撮っておきましょうか。
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↑子どもたちの都合がつかず、今年も夫婦と小夏で川場村まで走ってきました。道中、ずっと寝てきたので、なんだかよろよろ寝惚け顔の小夏です。
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↑妻が収穫をしている間、小夏と一緒に散歩。広ーいリンゴ園は下草がきれいに刈り込んであるので、とてもシットリと柔かな感触で、お散歩がとっても楽しい。ただ歩き回っているだけでこんなにも溌剌としている。人の言葉が通じていれば、もっともっと喜びを伝えてくれるはずですが。
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↑小川のほうに長征。なにかガサゴソと音がしていますので、覗いてみると、流れにゴワゴワした袋が枝に引っかかっていました。
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↑脚立を立てて、中ぐらいの高さまで収穫しているところです。これより上のリンゴはボクが担当します。
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↑約40分で全部収穫しました。いつもいつも丹念に玉回しをしてくれているので、全身が均等に美しい色味になっています。このケースには50個前後が入ります。全部で約200個のリンゴです。昨年もその前のだいたい200個前後だったのは、宮田さんが摘果して管理してくれているから。この木にはこれくらいの数量のリンゴがあっているのでしょう。
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↑なんというステキな色でしょうか。一個を接写で撮ってみましたが、さて、色の名前は何と呼んだらいいのでしょうか。「日本の伝統色(色の小辞典)」によると、左隅にかけての濃い色味は「牡丹色」でC18M82、中央附近は「躑躅色」でC3M90Y16、右上のハイライト周辺は「茜色」でM100Y60K35が妥当。要するに完熟した陽光の色は単色で塗りつぶす訳にはいかない穏やかな林檎色と呼んだらいいのでしょうか。序でに表面にある黄色いドットは「萱草(かんぞう)色」でM46Y78です。
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↑200個を収穫して、なんだか一回り大きくなったような気がします。また来年も宜しくお願いします。来年は孫の陽介を連れてきますので。

 秋の連休最終日、自宅を朝早くに出発し、関越沼田で下りて、今年もリンゴ狩りにいってきました。ご主人の宮田さんによると、「異常な暑さが続いた夏ですが、心配するほどではありませんでした。また例年にない大型の台風も来ましたが、このあたりはお陰様で風の向きが良かったのか、被害はほとんど見当たりませんでした。つい2週間ほど前から甘味も乗ってきて、少しほっとしています。ま、食べてみてください」と、穏やかなご主人にしては少しばかり言葉数が多いのは、よほどに満足した出来上がりって自信の現れでしょうね。

 さっそくリンゴの木の下で剥いて食べてみましたら、ご主人のおっしゃるとおりで、香りも高い素晴しいリンゴでした。去年は果肉が柔らかく、出来上がりの印象は毎年違うものなのだなあと思ったものでしたが、今年の陽光はしゃきっとした果肉の硬さ、甘味、酸味、色艶など、今までの記憶では一番美味しい部類の林檎でした。一年間の管理、どうもありがとうございました。また来年も宜しくお願いいたします。
by 2006awasaya | 2013-11-11 18:00 | 真剣!野良仕事