カテゴリ:稲の観察記録( 27 )

稲の観察記録[第7回]

2007.6.15
稲の観察記録[第7回]
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安藤 田植えから3ヶ月。イネは大分伸びてきた。もうすぐ高さ1メートルにもなる。5月の初めは私自身何もわからず、苗を枯らさないように、とにかく発泡スチロールの箱に土と水を入れて、ただ植えただけだったのだが、ここでプラスチックのバケツに植えかえることにした。バケツなら深さがあるので、大きくなっても大丈夫だ。肥料3種は左から固形油かす、成分比3−3−3の有機化成肥料、米ぬかである。

飯島 よく気がつきましたね。稲が育つと根も大きくなって田んぼを大きくしなくては。ほとんどの人は植えたままで育てるのに、よく気がつきました。そして植替え作業はたいへんだったでしょうね。
by 2006awasaya | 2007-06-15 16:19 | 稲の観察記録

稲の観察記録[第6回]

2007.6.8
稲の観察記録[第6回]
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安藤 ネットを開いて、「バケツ稲」で検索したら、全国でたくさんの子ども達が「バケツ稲」に挑戦している様子を見ることができた。米づくりについて実地の経験がほとんど無い私にとって、これはとても参考になった。イネの生育にあわせてどんな時期に、どのような作業をしたらよいのかが、少しわかった。

飯島 米つくりを何十年もしてきて、稲の観察、ヤゴも見てきましたが、稲が一日に3cmも成長するとは知らなかった。お日様と田んぼと稲の力はスゴイ。A子さんの観察の力もスゴイ。
by 2006awasaya | 2007-06-08 12:02 | 稲の観察記録

稲の観察記録[第5回]

稲の観察記録[第5回]
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安藤
(私)「A子ちゃん。観察記録の書き方ってわかるかなあ」
(A子)「わかる。わかる。学校でやってるから」
 という訳で、絵日記風に観察メモを書いている。
私は、(なるほど。こういうことは学校でやってんだ。)と納得し、A子が書いてきたものをすべてそのまま受け入れて、それ以上に「ここんとこ、よく観察して書いてごらん」とか、「イネの葉っぱってどんな形かな?」などとは言わなかった。

飯島 稲のお友達をみつけてよかったですね。
稲はいろいろな作物の中で、お日様の力(光)を効率よくエネルギーにしているナンバーワンなのです。その力とお友達に元気づけられて 勢いを増した成長ですね。
by 2006awasaya | 2007-06-01 23:28 | 稲の観察記録

稲の観察記録[第4回]

稲の観察記録[第4回]
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安藤 A子といっしょに買物に出かけた。買った品は観察記録作成のための四ツ切画用紙、観察メモを書くハガキ大の用紙など。買物の帰りにA神社に立ち寄った。参道の鳥居にかかる太い大きなしめ縄。太いところは直径1メートル半もありそう。そして長い。10メートル近くもあるかもしれない。「あれ、稲のワラで作ったんだよ」「すごく重そう!どうやってあそこまで持ち上げたのかな」などとおしゃべりしながら、ずっと見上げていた。A子には、今、育てはじめた緑のイネと、このしめ縄とはまったく結びつかないようだった。

飯島 強い日差しをエネルギーにどんどん伸びる時期ですね。その姿を見て、水を替えたり、土を入れたりするなどは、田で稲つくりをしているわれわれでは とても考えつかないことですし、稲に想い寄せる姿を感じます。
by 2006awasaya | 2007-05-25 14:15 | 稲の観察記録

稲の観察記録[第3回]

稲の観察記録[第3回]
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安藤 今どきの小学生は学校がけっこう忙しい。忙しい合間をぬって、夕方週1回ほど観察記録作成の時間をとった。わが家の居間が作業場である。時間は約2時間。リラックスした雰囲気でA子がしゃべり、私がそれを聞く。話題は日常の四方山(よもやま)物語。一区切りつくとお茶を飲んで終了となる。

飯島 農薬を使用しない除草の方法の一つに米ぬかを撒くやりかたがあります。これは苗が元気でないとうまくいきません。これを知ってのことなのかなあ。
by 2006awasaya | 2007-05-18 00:25 | 稲の観察記録

稲の観察記録[第2回]

稲の観察記録[第2回]
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安藤 わが家に届く産直の野菜にまじって、イネの苗束が無造作に入っていた。去年の4月30日のことである。他の野菜は栽培した方の一言とお名前カードが入っているのに、この苗束にはそんなメッセージは何もついていない。ちょっとそっけないなと思いながら、とりあえず発泡スチロールの箱二つに植えた。わが家用とA子用である。

飯島 苗は子ども劇場の田んぼクラブの皆さんが、種まきしたものです。10数年間続けて種まきから始めるお米づくりをしています。元気に育ちますよ。
by 2006awasaya | 2007-05-14 11:40 | 稲の観察記録

稲の観察記録[第1回]



稲の観察記録[第1回]

 船橋農産物供給センターでは、毎年、春先の時期に、野菜ボックスをとってくれているかたに、稲の苗を入れています。稲を育ててくれればいいという農家の思いから始めたことですが、なんと、その苗を育て、収穫し、脱穀・精米し、さらに稲ワラをなってお正月飾りまで作ってしまった小学生がいました。その観察記録を今日から週一回のペースでお届けします。野菜ボックスに苗を入れた農家の飯島幸三郎さんと、その野菜ボックスをとっていた安藤弘さんに、観察記録についてのコメントを添えてもらいました。

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安藤 隣家に小学校4年生(当時)のA子がいる。年令は私と60才以上も離れているのだが、おたがい友達としてつきあっている。この作品はA子が私に助言してもらいながら、自宅の庭で育てた「バケツ稲」の観察記録である。表紙の文字はA子が毛筆で一気に書きおろした。子どもらしい、のびのびした文字の一画一画にA子の気持ちがこもっていて、立派な出来ばえだ。

飯島 毎年、この季節の野菜ボックスの中に、毎日食べるお米の生育を楽しんでもらおうと稲の苗を添えています。意外と稲は強く、たいていは土を選ばず、少しぐらいの日陰でも育ちます。これを育て、観察した日記が始まります。とても楽しみです。
by 2006awasaya | 2007-05-10 23:01 | 稲の観察記録