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【真剣!野良仕事】[221=今年も三陸へスイカを送ることが出来ました]

2014.8.6(水)
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↑この4名でスイカを収穫し、ダンボールに詰め、発送の手配をしました。それぞれ手に持つスイカは直径20センチクラス。お送りしたのは30センチ超クラスで、多分というか、自信を持って甘いスイカです。陸前高田の伊藤さん、今年も暑気払いに、このスイカを味わってください。この写真には姿を見せていませんが、そもそもの発起人であるT女史にかわって、飯島幸三郎さん、なにからなにまでお世話になり、ありがとうございました。

暑中見舞い!今年のスイカは甘いよ

 今年の4月初旬に40苗を定植。その後スイカの畝にトンネルを掛け、伸び始めた蔓を摘芯。5月に入るとトンネル内は小蔓孫蔓、どれがどれやら見分けもつかない混沌を呈し始め、中旬になると、混沌としたグリーンの葉と蔓の間にちらほら黄色いスイカの花が咲き始めたものの、雄花ばかりが先行。肝心の雌花は一向に開花しない不順の5月でした。
 授粉はお日様が昇り切らない9時前後に作業を完了しなくてはいけないので、いつもより早めに畑に出るのですが、
『困りましたねえ、雄花ばかりで、肝心の雌花が見つからない』

 そんなことをスイカ栽培チームのメンバー間で話し合っていましたが、トンネルの奥の方に一つ、こちらにも一つと、雄花に混じって雌花も咲き始めた5月24日(土)から、本格の授粉を開始しました。
 このあたりのことは【真剣!野良仕事】[218=スイカの授粉開始]でさらりと報告しましたので、ここではそれ以降のことを報告いたします。

 メンバー各人がそれぞれの都合で月曜日担当okとか、金曜日担当とかを決めて受粉作業をこなしていくんですが、ボクは火曜日授粉を担当。その担当日のこと。前の週に授粉した雌花が果たして順当に育っているかどうかを確かめねばなるまいと、トンネルを大きく開けて授粉済みの雌花を探していましたら、耳元でミツバチの羽音がブンブン。トンネルの中にはかなりの数が飛び交っています。

 朝早くから働くミツバチたちの様子をじっと見ていましたら、さすがですね、花粉をたくさんつけていそうな雄花には時間をかけて蜜を吸っているような感じです。下腹部にも足にも花粉をたくさんつけているミツバチがいたので、すぐ隣に咲く雌花に乗り移ってくれと、期待を籠めて見守っていると、なんと雌花とは反対方向に咲く雄花に移動。乗り換えたばかりのその雄花はまだまだ若く、花粉もほとんど出していません。どうせ花粉集めをするのなら、もう少し目的意識を明確にして作業をしてもらいたいものだと、恨み半分でそのミツバチを見つめていると、まるでこちらの視線を意識したような、さらにはその視線に籠めた恨みを読み取ったかのような表情で、ボクの方に向かって飛んでくるではありませんか。『ゴチャゴチャ言ってないで、仕事の邪魔をしないでよ。静かにしてられないんだったら、どっかに行けよ』と言っているような、硬い表情。そうかそうか、そちらの仕事は授粉ではなく、本来は花粉と蜜集めでしたよね。どうも、申し訳ない。この炎天下、ご苦労様。

 思えばいろいろのことがあって、やっと大玉のスイカを収穫までこぎ着けました。
 直径30センチ超のスイカは文句なく甘いと言うことも分かりました。20センチクラスはどうもぼんやりとした甘み。スイカははやり大きく成長したものが当たりなんですね。

 3.11で被災した三陸(陸前高田)の漁師さんに食べてもらおうと、スイカを作って今年で4回目の夏です。年々、栽培技術も向上して、「今年はまだ届かないなあ」と待ち望まれる品質目指して、これからも頑張ります。

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↑手前が雄花でそのすぐ左に咲くのが雌花です。雄花の雌蕊が成熟していないと、いくら形だけの授粉をしても巧くは行きません。果たして順当な授粉にこぎ着けたかどうかは、翌週になって、気持ち果実部分が大きくなったかなと目視するくらい。
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↑このミツバチが働き者で、何遍も何遍も成熟した花を選んでは花粉集めをしていました。それで、雄花ばかりを選んでいたので、思わずクレームを付けたところ、ムスッと硬い顔をして、ボクを諌めにきたのです。
by 2006awasaya | 2014-08-07 19:49 | 真剣!野良仕事